北区王子でジャイロトニック教えています

東京都北区でジャイロトニック・ジャイロキネシスレッスンしてます

紫は神秘の色

おはようございますー、今日もご機嫌、じゅんこです。いつも読んでくださって心より感謝しています😊

そろそろ紫陽花が咲き始めてます

色も種類もいろいろ


青紫、赤紫、ピンク、白などいろいろな色が咲きますね。

 

特に、紫の花を見ると学生時代を思い出します。

私高校生2年くらいまでは割と真面目な良い子ちゃんだったのですが、大学に入って一気にドラ娘化しまして、親だけでなく友人始め多くの方に大分迷惑かけてました😅

大学の担任の先生が一見ぶっきらぼーなんだけどとても面倒見が良い方でして、大学に全然来ない私に遠くて大変ならうちで下宿しろとかあれやこれやと本当に心配してくださってました。

そんな感じだったので、有機化学が専門の担任の先生の下で4年の卒論を書きました。逆に言うとろくに大学に来ない私でも卒論書けるのは先生の下しかないわけです😂

 

内容は簡単に言うと「植物などの天然の紫色が試験管内で再現できない理由」

 

当時先生はもし再現できたらノーベル賞だと言ってました。先生がノーベル賞を取ったというニュースがないので、まだ再現出来てないのでしょう。

植物の紫色は細胞壁から出した瞬間退色してしまいます。

もちろんph値(酸性度とアルカリ性度の指標)を塩酸などで酸性度MAXまで上げておけば赤紫色を呈したまま安定はします。ただ、赤いのです。紫ではなない。
波長を測定する機械に抽出し、一旦酸性度を上げて安定させておいた花の色素をセットし、アルカリ溶液を入れて瞬間的に測れば一瞬紫色のピークが出るけれど、あとはどんどん色が消えていく。水と鉛筆のけずりカスとに分かれるかのごとく色素の残骸のようなものが沈殿していく。

一緒に研究室に入ってくれた仲良しのお友達もこれまた面倒見がとても良い子で、こまごましたことは私がいない間に全てやってくれて「あと卒論発表はじゅんちゃんお願いねー」って。友達もすごいなーって思います、私が苦手なことを全てやってくれて、最終的に花を持たせてくれるという気遣い。同い年とは思えない。先生は私の実家の近所の大学でも講師をしてたので、近くならこれるだろうとそこの大学の学食に呼び出してくれて卒論発表の打ち合わせとかしてくれてました、いや、思い返せば返す程お恥ずかしいほどのドラ娘っぷりが止まらない。。。

 

話を論文内容に戻すと、結論から言うと細胞壁内では補酵素というものが働いてそうだけど、細胞壁から出すと分解されてしまい、水と沈殿物に分かれて色は消える、以上」

という、え?結局良くわかりませんでした、が結論なの??みたいな卒論になりました。そして恐らく、この20数年で科学の発達の中ある程度判明したことがあったとしても完全なる解明には至ってないのかと。

聖徳太子が603年に制定した「冠位十二階」では紫が一番位が上なんだよね。
それ以外にも紫は高貴とか、神秘的とかのイメージがある気がします。化学がまだ発達していない時代から紫色の希少性に何かを感じてたのかな。昔の人すごい、余裕があるよね気持ちに。当時は論文どころか単位自体もヤバかったし紫の神秘どこじゃなかったなぁ。。。



梅雨入り前の良いお天気🌞皆様素敵な一日になりますように💖